つらい便秘を飲み物で解消!
つらい便秘、早く治したいですよね。「今日も出ていない」なんて日が続くと、精神的にもつらくなってきます。
便秘に悩んでいても「便秘薬に頼るのはちょっと…」「便秘には食事が大切って分かってるけど、なかなか作る時間がない」という方もいます。もし便秘解消に効果のある飲み物が分かれば、そんな方でも取り入れやすいですよね。
そこで今回は、便秘解消に効果的な、身近にある飲み物をご紹介します。
便秘解消のためよく言われるのが、朝起きたらコップ1杯の冷水を飲むことです。便秘に悩まされているなら、ご存知の方も多いでしょう。
起床時にコップ1杯の冷水を飲むと、腸が刺激されて排便を生じやすくなります。朝起きたら飲む習慣を付けましょう!
・水をたくさん飲むのも効果的。どれぐらい飲むといいの? 起きた時だけではなく、日頃から水をたくさん飲むのも便秘解消に効果があります。どれくらい飲めば効果があるのでしょうか?食事から摂取できる水分を除くと、1.5〜2Lが目安です。でも一気には飲めませんよね。
例えばコップ1杯200mlとすると、朝起きた時に1杯、寝る前に1杯、3回の食事毎で計3杯、午前中に1杯、午後に2杯飲むと、8杯×200mlで計1,600ml飲んだことになります。何度かに分けて水分補給し、1日の合計が1.5〜2Lになるよう心がけましょう。
・ミネラルウォーターがいいの?硬水と軟水の違い ミネラルウォーターは、便秘に効果があると言われています。水は大きく2種類に分けられ、マグネシウムやカルシウムの含有量が多いと「硬水」、少ないと「軟水」と呼ばれます。
マグネシウムは腸内で水分を吸収し、体積を増やし、排便を促す効果があるためです。そのため、便秘解消により効果があるのは「硬水」です。
ただし水の硬度が高すぎると、腸へ過度な刺激を与えてしまい、下痢を引き起こす可能性ので注意が必要です。また日本の水はほとんどが軟水のため、慣れていない硬水を飲むと体に合わず、下痢になる方もいらっしゃいます。
不安な方は、中程度の硬度(50〜100mg/l)から試すと良いでしょう。
・冷え性対策で注目された白湯も、便秘解消に効果がある 近年冷え性やダイエットに効果があるとされ、白湯(さゆ)が注目されています。白湯とは一度沸騰させたお湯を、50〜60℃に冷ましたものです。
白湯は、冷え性に効く飲み物として特に知られています。腸も温まり、血行が良くなります。すると腸の動きが活発になり、便を出すぜん動運動を促す効果が期待できます。ぜん動運動とは、大腸が収縮を繰り返し、便を徐々に送り出す運動のことです。
普段冷たいものばかり飲んでいる方は、白湯に変えてみましょう。費用もさほど掛かりませんし、オススメです。