エナジードリンクの副作用
- 2018年6月15日
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栄養ドリンクとエナジードリンクの違い
エナジードリンクは、分類としては「清涼飲料水」にあたります。リポビタンDやアリナミンVなどに代表される栄養ドリンクは「医薬部外品」にあたります。
栄養ドリンクは含有成分から医薬部外品として扱われます。医薬部外品として扱われるため「滋養強壮」や「栄養補給」という表示が可能です。栄養ドリンクの中には、ビタミン類・アミノ酸・滋養強壮に効果のある生薬・漢方薬由来成分のエキスなど、疲労回復や健康維持に効果が期待できるとされる成分を大抵の場合含んでいます。
次にエナジードリンクとは、分類として「炭酸飲料」にあたります。医薬部外品の栄養ドリンクのように効能表示はできません。
糖類の質や種類、カフェインの含有量、アミノ酸の種類、ビタミンの含有量や種類、その他の配合原料によって各社独自の売りがあります。外国産のエナジードリンクでは日本でそのまま販売できない成分が入っているものもあり、日本用に成分を変えているものもあります
日本では売れない内容物……っていったい何が
日本以外では合成タウリンを配合していたが、そのままだと栄養ドリンクになる為、アルギニンに変更している。 日本で販売する製品だったら、天然でも合成でもタウリンを配合する事が出来るんです。 そして、海外から輸入する製品は天然でも合成でもタウリンはアウトなんです。
海外の評価は?
イギリスでは政府のアドバイザーがエナジードリンクはドラッグ並に有害であり、未成年の学生たちの飲用を禁止すべきだとの警告まで行われています。
理由としては、エナジードリンクに含まれる大量の砂糖とカフェインが子どもたちを行動過多の状態にし、コントロールを困難にしているとのこと。
日本のエナジードリンクもタウリンをアルギニンに変更しているだけで他の内容物が劇的に変わるということはありません。
実際に500mlのエナジードリンクの中にはティースプーン13杯分の砂糖と、コーラ4缶分に当たる160mgのカフェインが含まれているものもあります。
徹夜するからエナジードリンクは逆効果。
作業効率悪化の可能性も教師や生徒からは、エナジードリンクを飲んだ子どもたちには気持ちが悪くなる、震える、フラフラするなどの証言も出ており、英国食品基準庁も高カフェイン飲料は子供に対して制限すべきである。
実際にエナジードリンクの飲み過ぎで死亡したかたもいるようです。
飲んだら目が冴える気がする。そんな惰性で常飲して大丈夫?
毎日のように常飲している社会人の皆さんも、どれだけそのエナジードリンクが有効か、もう一度問い返してみたほうがよさそうです。
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