そばかすできる原因・予防対策
- 2018年8月7日
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そもそも「そばかす」って?
そばかすは「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれ、1~4mmほどの小さな褐色斑が多発したものをいいます。特に両ほお、鼻あたりによく見られるのが特徴です。
「そばかす」と「シミ」のちがいって?
そばかすは先天性のもので遺伝することが多く子どものころに発生することが多いですが、シミは後天性の環境などの影響が大きいのが特徴です。紫外線やまちがった洗顔などによる刺激、炎症、加齢がその原因。そばかすもシミと同様の原因により後天的に発生することがあります。ただ中高年になると目立たなくなったり、妊娠時に増えたり、またはなくなったりすることもあるため、女性ホルモンとの関係があるのではないかと考えられています。
また、そばかすはひとつひとつの大きさが比較的そろっていて、厚みや炎症がありません。そして鼻の根元を中心に左右対称に広がるのが特徴。それに対し、シミは大小さまざまで不定形、顔の中心よりも外側にできることが多いです。ときには厚みが出たり炎症が起こったりすることもあります。
そばかすの原因とは
子どものころにできる原因の多くは、先天性で遺伝によるものです。思春期に発生することが多く、そばかすが多い家族がいると、遺伝してその子どもも多くなります。色白で乾燥肌の女性に多い傾向があります。
一方、大人になってからできる一番の原因は紫外線。紫外線に当たることによってメラニンが増えるためです。紫外線や強くこするなどの外的刺激を受け、ダメージが蓄積されることによって、そばかすは増えたり濃くなったりします。ただ女性ホルモンの影響を受けるため、加齢とともに薄くなる場合もあります。
そばかすの予防対策
残念ながら、セルフケアでそばかすを消すことは難しいです。ただ紫外線対策により、そばかすが増えたり、濃くなったりすることを予防することは可能です。日焼け止めを使う、日傘をさす、帽子をかぶるなどの対策を併用して行いましょう。どうしてもそばかすが気になる方は、医師に相談してみてくださいね。
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